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  1. 大田区議会 2019-12-04
    令和 1年12月  交通臨海部活性化特別委員会−12月04日-01号


    取得元: 大田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    令和 1年12月  交通臨海部活性化特別委員会−12月04日-01号令和 1年12月  交通臨海部活性化特別委員会 令和元年12月4日                午前10時00分開会 ○犬伏 委員長 ただいまから、交通臨海部活性化特別委員会を開会いたします。  調査事件を一括して上程いたします。  所管事務報告について、一括して理事者の説明をお願いいたします。 ◎神保 空港臨海部調整担当課長 私からは、まちづくり推進部資料番号20番、舟運定期航路化に向けたプレ運航イベントの実施結果について報告いたします。  左上の実施概要、(1)目的をご覧ください。平成28年度から30年度までの舟運社会実験を踏まえて、民間事業者による舟運の定期航路の実現を目指していることから定期航路を周知し、機運を盛り上げ利用定着に向けてプレ運航イベントをOTAふれあいフェスタと連携して実施しました。  (2)ダイヤと航路図は、左下と右下に記載しているとおりでございます。しかしながら、11月2日の1便目に、船のプロペラが海中の漂流物に接触したため、乗客の安全を確保する必要から11月2日の2便目以降は中止としました。  また、接触した場所が京浜島と羽田空港の間にある京浜大橋の下の水路であったため、京浜島を周遊するコースから城南島と京浜島を通り往復するコースとしました。  2の実施結果でございます。乗客者数は、乗船実績数の表をご覧ください。2日間合計で179名となりました。  3の定期運航に向けた周知です。右上のところをご覧ください。周知活動は、事業者が作成したビラを乗船者に配布をするとともに、フェスタ会場では立て看板やチラシ配布ラックを設置、大森ふるさと浜辺公園レストハウスでもチラシ配布ラックを設置し、配布いたしました。  4のアンケート結果でございます。右下のところをご覧ください。利用意向・利用定着に向けた情報発信手段を把握するため、乗船者にアンケートを実施し、85名のサンプルをいただきました。  定期運航後の利用意思について、約8割の方が利用したいという回答でございました。また、今回のイベントを知ったきっかけとして、フェスタのチラシの効果が43.5%と大きいことから、紙媒体の情報発信も依然として有効であることが確認できました。  また、インターネットなどの場合は、フェイスブックやツイッターなどのSNSよりHPによる情報発信が有効であることが確認できました。  以上の結果を舟運事業者と情報共有、連携し、定期航路化、利用定着に向けて今後も取り組んでまいりたいと思います。 ◎中山 地域基盤整備第二課長 私からは、都市基盤整備部資料番号15、秋の大田区クリーンキャンペーンの実施結果について、所管の都市基盤計画調整担当課長にかわり報告させていただきます。  令和元年10月22日から11月21日までの期間、放置自転車の防止と喫煙マナーの向上を図り、安全で清潔な地域環境を実現するために、区内17駅前で啓発活動を実施いたしました。  なお、11月の啓発活動につきましては、大田区屋外における喫煙マナー等に関する条例の施行に向けた取り組みの一環として、条例の内容を周知するために環境清掃部において喫煙マナーアップキャンペーンとして実施いたしております。
     各駅で実施された日時と参加人数の詳細につきましては、次ページのとおりでございますが、例年よりも若干雨の日が多く、予定されていた5駅で中止となりました。キャンペーン全体では18回実施、計593名の参加がございました。  今後も地域、事業者等と協力し、放置自転車歩きたばこなどのない美しいまちを目指し、啓発活動を継続してまいります。 ◎保下 都市基盤管理課長 私からは、資料番号16、令和元年度第3回大田区自転車活用推進委員会について、所管の都市基盤計画調整担当課長にかわり報告をいたします。  まず1番目でございます。第3回委員会の次第でございますが、10月23日に開催し、次第のとおり報告3件、議事2件について議論いたしました。  2の前回、第2回の主な意見では、空港臨海部や観光資源までの自転車活用のほか、区民や組織が参加した具体的な方法の必要性などのご意見が出されました。  3の計画の進め方では、計画目標年次である2030年に向けて、計画策定の段階である今から区民参加型の先行施策を進め、2020年度末の計画策定後には、区民や地域と連携した施策をスムーズに実行させるよう努めてまいります。  なお、区民参加型の先行施策につきましては、この後、詳細をご説明させていただきます。  続いて、4の自転車に関するアンケート調査についてをご覧ください。  区民3,000人を対象に無作為抽出で実施し、回収数は824、回収率は27%でございました。自転車の利用状況の問いでは、日常生活での自転車利用頻度では68.3%、そのうち、買い物目的で自転車を利用する方が84.6%と一番多く、以降、通勤、通院の順となってございます。  また、今後新しく始めてみたい、機会を増やしたいと思う自転車の使い方の問いでは、自転車を使った散策が計55.9%と一番多く、以降、観光地へのアクセス、サイクリングの順となってございます。  そして、健康づくりサイクルスポーツを推進する取り組みの方向性の問いでは、サイクリングマップ等の情報提供や親子で参加する乗り方講習会を求める回答が高い結果でございました。  次のページ、5の区民参加型の先行施策(案)についてでございます。記載した四つの取り組み(案)を今後検討してまいります。  まず一つ目は、「自転車を使った健康への取組」でございます。12月1日から開始された、はねぴょん健康ポイントとの連携を視野に、自転車を活用した運動習慣も実現し、健康の維持を図るものでございます。  二つ目は、「散走を通じた観光マップづくり」でございます。観光の移動手段に自転車を取り入れ、区の魅力向上と活性化を図るものでございます。  三つ目は、「スポーツ施設、イベントの連携」でございます。新スポーツ健康ゾーン自転車活用を展開し、スポーツの一つとしてサイクルスポーツの定着を目指すものでございます。  四つ目は、「区民・企業への自転車活用PR」でございます。区民や企業が積極的に自転車を活用することで、健康的な暮らしや観光ツールのPRを展開してまいります。  次の6の活用における施策の体系の検討についてでございます。これは、資料番号17番でご報告する自転車の総合計画との関係についてでございます。  現在の自転車施策は、平成23年に策定された大田区自転車等利用総合基本計画に基づき、とめる、はしる、まもるの3本柱で進めてございます。この総合計画は、平成23年から令和2年までの10か年計画でありますが、次期総合計画では、自転車活用、通称「つかう」と連携させることによって、自転車の持つ便利な魅力を最大限発揮した施策を合わせた計画体系となってございます。  なお、次期総合計画におきましても、10年後を計画目標年度として設定いたします。社会情勢の変化に合わせ、5年ごとにアクションプランを見直す予定となってございます。  最後に、次のページ、7、委員会の主な意見でございます。計画の進め方やアンケート調査内容区民参加型先行施策、施策の体系など、各項目で様々なご意見がありましたので、後ほどご確認いただければと思います。 ◎柞木 地域基盤整備第一課長 私からは、資料番号17番、令和元年度第1回大田区自転車等駐車対策協議会について、所管の都市基盤計画調整担当課長にかわり報告させていただきます。  今、説明がありました、自転車活用の面での自転車総合計画改定のご説明をさせていただき、重複する箇所もございますが、本協議会においては図のように国の法律を踏まえ、平成12年に発足した経緯がございます。  本資料2の第1回協議会の次第でございますが、令和元年11月14日に開催し、資料に記載のとおり、報告4件、議事3件について議論させていただきました。  続いて、資料右上、4の計画策定に向けたスケジュール(案)についてでございます。こちらは、下段の緑色で示す駐車対策協議会、そして、上段のオレンジ色で示す自転車活用推進委員会、それぞれのスケジュールとなっております。  双方とも今年度末には、計画骨子を作成し、その後、令和2年度末までの計画策定を目指してまいります。  次の5のアンケート調査結果につきましては、自転車活用推進委員会で提示したアンケートのうち、とめる、はしる、まもるに関連した箇所を一部抜粋させていただきました。  まず、自転車の走行環境整備の路面表示のうち矢羽根型、いわゆる自転車ナビラインの認知度と効果についての問いでございますが、75.9%の方が知っていて、通ったことがあると回答し、認識の高さがうかがえるところでございます。  また、効果では、自転車の利用者、非利用者の意識が異なり、路面表示によって車道を通行する自転車が増えたと答えられた利用者が多い一方、非利用者では、効果は変わらないと回答された傾向があらわれております。  その下に記載されております交通ルール・マナーの改善状況の問いでは、子どものルール・マナーがよくなった、ややよくなったと感じる方が計31.5%と比較的高い評価である一方、高齢者や外国人、大人への評価が低い結果となってございます。  次のページの6の主な問題点の整理につきましては、現行の自転車総合計画取り組み状況や成果などを整理し、次期総合計画に向けて方向性を整理してまいります。特に、自転車等駐車場の料金設定につきましては、利用者分散に資する検討を継続してまいります。  次の7、次期計画での体系イメージにつきましては、先ほどの資料16番でご報告させていただきました内容のとおりでございまして、現行計画の計画期間10年を踏襲し、令和3年度から令和12年度までの10年間の将来を見据えた計画づくりを進めているものでございます。  最後に、8の当協議会の主な意見についてでございます。現行計画の進捗や成果のほか、アンケート調査の内容からの問題点、次期計画の体系など、各項目で様々な意見をいただいております。  一表にまとめましたので、ご確認いただければと思います。 ◎浦瀬 建設工事課長 私からは、資料番号18番、大田区コミュニティサイクル事業試行実施状況及び効果検証について、所管の都市基盤計画調整担当課長にかわりご報告いたします。  コミュニティサイクル事業につきましては、適宜当委員会でご報告させていただいておりますが、今回のご報告は、試行3年目の最終年となる今年度に実施している効果検証の考え方の途中経過をご報告させていただきます。  来年3月に試行期間を終える予定の事業実施状況ですが、資料真ん中の3、利用実績をご覧いただきたいと思います。今年9月末の登録者数は1万3,703名と、20代、40代の利用者を中心に毎月ほぼ一定の勾配で利用者が増加しております。  また、その下の年度、月ごとの利用回数と回転率では、直近の伸びが著しく、昨年度の9月の同月比で約3倍の利用回数という実績でした。  資料右の中段の5、実績と課題では、鉄道駅周辺等のポート設置の課題を継続する一方、空の日のイベントにおいて写真のように羽田空港周辺サイクルツアーを実施するなど、事業認知度のほか、区民が羽田を知るきっかけにも寄与したものと認識しております。  その下の6、将来的な方向性の道筋として、今後は事業効果の目標値の設定や広域連携実施区との調整、本格実施のための定義づけ等を踏まえ、諸条件達成後に本格実施を行う予定としております。  その諸条件の一つである事業効果につきましては、次のページで調査委託を行い、ただいま事業性の分析・整理等を実施しております。  将来的な方向性の道筋につきましては、今後、事業効果の目標値の設定、広域連携実施区との調整、本格実施の定義づけなど、今後の当委員会でご報告を予定しております。 ○犬伏 委員長 それでは、まず、まちづくり推進部資料番号20番について、各委員の質疑をお願いいたします。 ◆荒尾 委員 舟運のプレ運航についてなのですけれども、先ほどの報告で11月2日の1便目でプロペラが漂流物に接触して損傷という報告があったのですけれども、乗っていた乗務員の人だったり、乗客の方にはけがとか被害とかというのはなかったのでしょうか。 ◎神保 空港臨海部調整担当課長 1便目に乗っていたお客様の安全でございますが、けがとかはございませんでした。若干沖合で漂流いたしましたが、船を自漕で戻ってくることができまして、乗客の安全は確認しております。 ◆荒尾 委員 大事にならなくてよかったと思っています。  今後、定期運航に向けての一つの課題かと思ったので。漂流物はこの京浜島だったり城南島近辺というのは、結構多かったりするものなのですか。それとも、物としては、そんなになのか、今回のケースというのは珍しいケースなのかというのはどうなのでしょうか。 ◎神保 空港臨海部調整担当課長 事前に試験運航したときは、海中にそういった漂流物はないということは確認しておりますが、ただ、台風直後ということもありまして、もしかしたらそういった漂流物が船の下は潮の流れがないものですから、そこに漂流していた可能性はございます。  ただ、今回のこういった経験も生かしまして、民間事業者には今後、定期航路化した際には注意を促すように指導しております。 ◆荒尾 委員 ぜひ、運航業者のほうにも指導をよろしくお願いいたします。  あと、アンケート結果についてなのですけれども、チラシ、紙媒体での周知で情報を得たというのが一番多かったと、SNS等の情報発信も有効だという結果になっていますけれども。  あと、知人紹介というのも結構な割合で多かったのですが、この知人紹介というのは関係者とか、それにかかわっている人、舟運関係の会社の人とか、そういう人たちから紹介されたということなのでしょうか。詳しいこととかはわかりますか。 ◎神保 空港臨海部調整担当課長 我々のほうから、特に関係者として知り合いの方に紹介しているということはありませんので、恐らくこういった情報を知った方が知人とかに紹介したということであると思っております。 ◆荒尾 委員 今、これだけインターネットが発達していても、そういう口コミの力というのはなかなか大きいものがあるので、こちらのほうも情報を得る手段の一つとして注目する必要はあるのかと思いました。  この舟運については、大田区は海に面しているところですから、海に面しているということを生かしてこういう事業をやるというのは意義があるものだと思います。ぜひとも定期運航に向けて、この舟運がうまくいくことをお祈りしています。 ○犬伏 委員長 要望でよろしいですか。 ◆荒尾 委員 要望で。すみません、ちょっとまとめられなくて。 ◆菅谷 委員 今のところで関連なのですけれども、ここの定期運航に向けた周知ということで、チラシが配られていて、令和2年より、春ごろですかね、運航を行う予定ということになっていまして、そのところに向けてどのように話し合いが進んでいるのか。ここでは東京湾クルージングという株式会社になっているのですけれども、このまま進んでいくのか、見通しについて教えていただければと思います。 ◎神保 空港臨海部調整担当課長 今現在ですが、今、おっしゃいました東京湾クルージングという会社が運輸局に対して航路申請、定期航路の申請をしているところでございますので、許可がおり次第、定期航路化のほうが実現するものと思っております。 ◆菅谷 委員 春ごろと書いてあるので、この予定だと思うのですが。  あと、例えば交通整備ということで、私もふるさと浜辺の近辺に住んでいるのですけど、天空橋とかのところに区として、何か役割を果たしていくという課題とか、そういったものはあるのでしょうか。 ◎神保 空港臨海部調整担当課長 我々のほうとしても、定期航路化された場合は交通手段になる可能性もございますので、やはり周知活動とか、そういったことは行っていきたいと思っております。 ◆菅谷 委員 例えば、わざわざバスを使ってまでそこに行く人はいるのか。例えばどこを発着にしてどこでおりるという、いろいろなことも考えられると思うのですけど。よくふるさと浜辺に来るまでに、バスの案内がなかなか厳しかったりとか、そういう道路の整備とか、そういったことについては、あまり大田区としては考えていないということで、周知を主に進めていくということでよろしいのでしょうね。 ◎神保 空港臨海部調整担当課長 あくまでも民間事業者がやる舟運でございますので、我々としては、側面支援という形で民間事業者と連携して行っていきたいと思っております。 ◆野呂 委員 平成28年度からの検証で、ようやく来年度スタートという形ですけど、これ一つ、船は屋根がない今回試したこのままでいくということですか。 ◎神保 空港臨海部調整担当課長 今、舟運事業者のほうとも調節しておりますが、今のところはこの船を使うことも考えていると聞いております。 ◆野呂 委員 せっかく海を見ながら行くので、屋根がなくて大丈夫かなという不安があったものですから。  あと、9月の委員会で、今後、日の出桟橋とか、様々なところを総時間290何分でしたか、そういう形で計画をしているのだということですけれども。当座、来年度、この60分のコースが定着していけば、おいおい延ばしていくという予定でいいのですよね。 ◎神保 空港臨海部調整担当課長 9月20日の特別委員会でもご報告させていただきましたが、あくまでも航路として、今、民間事業者のほうで考えているのが、今回のイベントのコースとはまた違いまして、朝潮運河の船着き場から羽田天空橋船着き場を通りまして往復するコースでございますので、航路申請としては日本橋のほうから来るコースを想定しております。 ◆野呂 委員 多くの方たちが区内の方はもちろん、海を楽しむということを非常にいいことだと思うので、PRを区も一緒に頑張っていただければと思います。 ○犬伏 委員長 ほかにございますか。よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○犬伏 委員長 それでは、次に、都市基盤整備部、順番に行きましょうか。資料15番、秋の大田区クリーンアップキャンペーンについて。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○犬伏 委員長 次、資料16番、令和元年度第3回大田区自転車活用推進委員会について。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○犬伏 委員長 次、資料17番、令和元年度第1回自転車等駐車対策協議会について。 ◆荒尾 委員 この資料を見させていただいて、5の自転車に関するアンケートの調査結果のところなのですが、交通ルール・マナーの改善状況というところで、子どもだったり、サイクリスト、自転車に乗っている人については、よい、ややよいの割合が高くなっているのですけれども、やはり高齢者の割合だったり、あと、外国の方の割合が低くなっているというのは、なかなか難しい状況だと思いました。  高齢者の方も、交通ルールだったり、マナーを知る機会というのは、多分、なかなかないということもあるのかと思っているのですけれども、高齢者の方への交通ルールだったりマナーを知っていただく機会というのを、区としては今後、どう考えていくのかというのを教えていただけますか。 ◎保下 都市基盤管理課長 高齢者への交通安全対策といたしましては、高齢者との交通安全集会を年30回実施してございます。参加人員は、1,152名でございます。 ◆荒尾 委員 年30回、それをやっているということなのですけれども、それでも割合がなかなか低いというのは、講習会を開いて参加した人、何人ぐらいの方が延べ人数でもいいのですけれども、それに参加されたのか教えていただけますか。 ◎保下 都市基盤管理課長 30回で、延べ人数が1,152名でございます。 ◆荒尾 委員 講習に参加された方は、それなりに交通ルールというのを理解されたと思うのですけれども、高齢者の方の自転車の利用というのが、やはり悪い割合が高いというのは、歩道を走っている方というのが高齢者の方に結構多いという印象を私自身も受けています。  ナビマークの周知も進んではいますけれども、高齢者の方でこのナビマークをどのぐらいの人たちが知っているのかというのもよく調べる必要があるのかと思います。自転車は、歩道ではなくて道路のほうを走るのですよということをより高齢者の方に広く知らせていくということが、これから大事になってくるのかとも思います。  安全な自転車の走行ということも、これから高齢者の方でも自転車に乗っている人がいますけど、結構、ふらふらして蛇行しながら乗っている方もいたりとかして、危ないなと思うこともあるのですけれども、そういうところでの安全な自転車の走行、あと、自転車の扱いとかについて、なかなか大変だと思うのですけれども、検討していく必要があるのかと思ったところです。 ◆野呂 委員 今回、本委員会で金沢市の自転車対策を視察させていただいて、とても勉強になってよかったのですね。やはり、守るということのために非常に教育に力を入れていらっしゃる。  今回のうちのアンケートでも、高齢者と、それから大人と、特にママチャリ、子どもを乗せた自転車の方たちも46%ほどが変わらない、悪いという結果が出ているので、その方たちに特に必要かと思いました。  金沢市ではビデオをつくって、それを配信するとか、それから、ケーブルテレビも活用して教育をしたり、あと、実地訓練もしていたのですけれども、小中学生はよく学校に出向いてやってくださっているからいいのですけど、大人ですよね、特に。  子どもを前後に2人乗せたママが、右側を走行したり、これが一番危険かと私は。とにかく、こちらがとまるしかない、私がとまっています、左を走っていても。  そして、行かせてしまってから自分が動き出すとしているのですけれども、何かその辺をもう少し徹底して教育する場があればいいかと感じましたけど、頑張っていらっしゃるとは思うのですけど、いかがですか。 ◎柞木 地域基盤整備第一課長 今の委員のお話のとおり、幼稚園、小学校とか中学校関係は、教育という観点から浸透させる部分が多くございます。あと、スケアードストレートを使ったりとかということで、中学生、それから高校生のという話はございますけれども、やはりこれからは高齢者の方とか外国人の皆様、それから子どもの保護者の方につきましては、ご覧のとおり数字で明確に出ておりますので、このあたりについては、今後もどのようなアプローチで行っていくべきか、今も取り組んで行っておりますけれども、他の自治体の例とかも検討しながら、一つの課題として取り組んでいきたいと思っております。 ◎保下 都市基盤管理課長 ただいまの補足でございますが、大田区内には三つの交通公園がございます。交通公園にて、小学生やその保護者を対象に自転車の正しい乗り方やマナーを身につけてもらうために、自転車交通安全教室を区内の警察署と合同で開催してございます。 ◆野呂 委員 そういう取り組みは本当によく頑張っていらっしゃると思うのです。ただ、意外とまだ1歳とか、そういうお子さんがいらっしゃる小さい子どもたちを乗せたママたちが研修に参加しているかというのは、私もよく把握していないのですけれども、そこのところは徹底していただければと。今後も頑張っていただきたいと思います。 ○犬伏 委員長 ほかにございますか、よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○犬伏 委員長 それでは、資料18番、大田区コミュニティサイクル事業試行実施状況及び効果検証について。 ◆荒尾 委員 サイクルポートの数が年々増えています。利用者数もそれに合わせて本当に、ほぼ毎月増えているという状況なのですけれども、台数が平成29年に300台増やして、平成30年度もポートは増やして台数はそのままとなっているのですけれども、台数をそのままにしているというのは、これはどういった理由なのでしょうか。 ◎浦瀬 建設工事課長 台数は自転車の台数でしょうか。 ◆荒尾 委員 そうです。 ◎浦瀬 建設工事課長 このコミュニティサイクル事業、今、試行実施で平成28、29、30年、3か年になるのですけれども、スタートする際に、自転車台数は300台、ポート数は約60ポートということでスタートしておりまして、今後、評価検証して台数等を増やしていくという予定でございます。 ◆荒尾 委員 今後も増えていくということで、わかりました。
     ポート利用ランキングのところで、貸出・返却の1位、2位が区役所前と京急蒲田東口ということ、あと、入新井のほう、5位以外が全部一緒ですね、上位4位が。  これを見ますと、区役所だったり、駅のところで自転車に乗って、返却の5位が東糀谷の防災公園となっているのですけれども、そうすると、東糀谷方面、海のほうに住んでいる人たちがそのまま行くというパターンが多いのかと感じたところです。  次ページの効果検証のところでいろいろありますけれども、放置自転車の削減、4番目ですね。この放置自転車の削減に大きな効果があるように感じます。これ、すごく大きいことかと私も思っているのですけれども、特に大森では、584台から一気に175台に減ったりとかして、コミュニティサイクルの効果というのは、こういうところにすごいあらわれているのだと、短期間ですけれども、やはり意義があるものなのだというのを改めて感じたところです。  これを続けることで、さらに放置自転車も削減できるのかと私自身は思っているのですけれども、大田区としても、やはりそういう効果をさらに増やすために、できれば放置自転車ゼロにしたいという思いではいると思うのですけれども、どのように考えているのかというのを教えていただけますか。 ◎柞木 地域基盤整備第一課長 委員のお示しのとおり、大森地区におきましては、かなり数字として効果的に出ているところでございます。  その一方で、駐輪場の確保についても、放置自転車削減という側面から取り組んでいるところではございますが、なかなか土地を見つけるというのも非常に難しいところでございます。  そういった中で、コミュニティサイクルポートを設置することによって、大森地区におきましては、資料をご覧のとおり現在比較的多く設置ができております。  今後もその取り組みもしっかり行っていくことによって、さらに放置自転車の台数を減らしていきたいと考えているところでございます。 ◆荒尾 委員 引き続きよろしくお願いします。  あと、一つ気になっているのが、返却の場所で1位になっている大田区役所前なのですけれども、夜になると結構、本当にコミュニティサイクルの自転車が道路にまではみ出してしまっているような状況になっていることがあって、結構危ないかと思うのです。  狭いので改善する必要があると思うのですけれども、区としてはどう対処していけばいいのかというお考えがあれば教えていただけますか。 ◎保下 都市基盤管理課長 私どもも実態を把握してございまして、運営事業者のほうに、やはり集積された場合には速やかに他のポートに移動させるよう指導してございます。 ◆荒尾 委員 引き続き対応をよろしくお願いします。 ◆菅谷 委員 何回も言われていると思うのですけれども、今日もちょうどたまたま通ったら、サイクルポートというのですか、そこで女性の方がずっといたのです。私も様子を見て、バッテリー残量がどのくらいあるかと思って一緒に押してみたら、10台あるのだけど大体ゼロか、表示もできないぐらいなくなっていると。  それから、バッテリー残量が多くて22のものが1台、12ぐらいのものが1台ということで、その方は職場に電話していた感じで。多分遅れるという報告だったのではないかと思うのですけど。  そのことと、それから、パンクとか、そういったことについて区民の人からちょっと言われたことがあるので、それはドコモという会社がやるということだと思うのですけれども、やはり足として考えるのであれば、どういったことで改善をしているかという、その結果について、どのように返事をもらっていますか。再三言ったとしても、その後の対応というか、それは区としても感じていらっしゃると思うのですけど。向こうからのご返答とか、そういったものを。 ◎浦瀬 建設工事課長 担当のほうからも話も聞いて、やはり事業者に対して充電がされていない自転車がかなりあるということで、充電をちゃんとチャージして配車をする車をなるべく回数を多くしたりだとか、パンク修理だとか、そういうのも実際、事業者が車で回っているのですけれども、そういうのを定期的に回る回数をもっと増やしたりだとか、充実させるように、それがやはり利用者のサービスの向上につながるということを伝えていっております。 ◆菅谷 委員 一番、利用頻度が高い、速い朝とか、働き方改革と言いながら、それで求めていいのかどうかというのがあるのだけど、そういった施策をするのであれば、何がいいのかという、また、そういう自転車は便利なのだけど、実際、本当にどうなのかといろいろ今、考えているところなので、様々に検討してもらいたいと要望しておきます。 ◆高山 委員 このコミュニティサイクルは平成29年3月ぐらいから始めていただいて、今年度3年目、実施状況の紙を見ても3番目の利用実績、2017年度は本当、グラフでも下のほうで、1年ごとにどんどん数字が伸びていて、その下の延べ利用回数を見ても最初のころは1日当たり0.3回、要は3日に1回、その自転車に乗るぐらいの利用率だったのが、今では1日に3回ぐらいみんなが利用してくれていると、すごい利用率、利用回数が上がって周知していただいた効果が出ているのかと思っているところなのですけれども。  当初、始めたときには、その3年間の中で今年度検証して、来年度の本格運行につなげるかどうするか決めるという方向性でスタートしてきて、これまでずっとそういう説明だったと思うのですけれども。  先ほどの話だと、それがちょっと違うような検証をもう少しして、本格運行につなげるかどうするか、もう少し時間をかけて検証するような話だったと思うのです。その辺の見通しをもう1回、ちょっとご説明いただければと思います。 ◎浦瀬 建設工事課長 すみません、私が先ほど、ご説明がちょっと不十分だったと思う点は反省しております。  今後、次ページにありますような効果検証をいたしまして、実際、六つの期待される効果というのがもともとコミュニティサイクルにありまして、観光振興、回遊性の向上、公共交通の補完、放置自転車の削減、環境負荷の軽減、健康増進ということで、これらについて実際に本格実施に向けた評価指標の数値というものが存在しませんでしたので、今年度の委託の中で数値をきちんと決めて、それをクリアするような状況があれば、本格実施に行くし、実際、その数値に対してまだ足りない部分はどうやってそれを向上させていくかというところを検証した上で、本格実施につなげていきたいと考えております。 ◆高山 委員 ぜひ、そうやって目標というか、基準を設定して、しっかりそれをクリアして、本格運行につなげていただければと。  たまちゃんバスを例にとると、試行運行を始めて廃止にするのか、本格運行にするのかと、ずっと長い年月がかかってやっと回収率50%という基準を設けて達成して、今年度から本格運行という形になっているかと思うのですけれども、そうやって、まず値みたいな目標値を定めて、それに対して進んでいただいて、ぜひともそれをクリアして、少しでも早く本格運行につなげていただいて、アンケートの結果などで、どういった目的で使っているというのが大体見えてきていると思うので、通勤だったら駅とか、そういうところにどんどん増やしたほうがいいでしょうし、観光・レジャーであれば、どういったところにポートをつくればいいかとか、そういったこともしっかり検証しながら、ぜひ進めていただければと思います。これは要望で。 ○犬伏 委員長 ほかにございますか。よろしいですか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○犬伏 委員長 それでは、本日は以上で質疑を終結し、調査事件を一括して継続といたします。  なお、本定例会最終日に、議長宛て、継続調査要求書を提出することにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○犬伏 委員長 では、そのようにさせていただきます。  最後に、次回委員会日程について確認いたします。  次回については、定例日の第3火曜日である1月21日、火曜日、午前10時から開会とすることでよろしいでしょうか。  (「はい」と呼ぶ者あり) ○犬伏 委員長 それでは、そのようにさせていただきます。 ◆高山 委員 12月はもうないということですね。 ○犬伏 委員長 はい。もし12月、緊急に案件が生じれば、必要にて招集はいたしますが、次回は1月21日、火曜日、午前10時から開会いたしますので、よろしくお願いいたします。  以上で、交通臨海部活性化特別委員会を閉会いたします。                午前10時43分閉会...